ミャンマーという舞台で
新たなビジネスチャンスを掴みとる。

Kensaku Maeda
海外事業課
課長
2006年入社
法学部卒
前田 健作

世界を舞台に
新たなビジネスチャンスを掴みとる。

海外事業部では現在、海外関連会社の事業推進サポートや新規事業に向けた調査業務を行っています。もともと太陽生命では企画部にて海外の生命保険会社に投資していましたが、海外事業に力を入れることが決まった2011年7月に海外事業部が設立され、今年で13年目を迎えます。私はその立ち上げから5年ほど在籍し、主に海外への事業進出を担当しました。その在籍期間中、新たな駐在員事務所の設立までは実現できましたが、新規事業の立ち上げは叶わず、悔しい思いをしました。支社への異動後に当社初の海外での生命保険事業が開始されたと知ったときは、感慨深いものがありましたね。そして、支社次長、支社長の経験を積み、2020年2月に再び海外事業部に配属されることになりました。赴任後すぐに新型コロナウイルス感染症が拡大し、海外事業を推進するには難しい環境が続いてきましたが、新型コロナウイルス感染症の影響が小さくなった現在は、投資候補先等との面談のため、海外出張も実施しています。世界情勢は目まぐるしく変わり、先の見えない世の中ですが、もともと海外事業部は設立以来、まったくのゼロから常に自分たちで試行錯誤しながら、挑戦し続けてきました。今後もそうした海外事業部の開拓者精神を活かし、挑戦していきたいと思います。

日本のスタンダードは、
世界のスタンダードではない。

十数年前、初めて海外事業部への配属が決まったときは、正直うれしかったですね。やったことがない仕事に挑戦できるという期待感を抱きました。一方で、配属直後はそれまでの支社業務と本社業務との違いに戸惑いもありました。海外の投資先や投資候補先の財務分析を実施し、会社の状況を把握する役割を率先して担当し、自分なりに海外事業部内に居場所を築くことができました。財務や会計の知識を必要とする業務に対応することができたのは、支社時代に営業の係長を務める傍ら、事務の係長も兼務し、未経験の業務に対応するため自ら会計の勉強をしていたおかげです。本社や支社を問わず、様々な立場で仕事をさせてもらえたことは、確実に自分の糧になっていると思います。さらに、海外事業部の在籍中にニューヨーク駐在員事務所に1年間派遣していただいたことも、かけがえのない経験になりました。様々な国籍の方と仕事をするなかで目の当たりにしたのは、日本とは比べものにならないほどのスピードで決断し、上司や部下という立場を超えて遠慮なく意見をぶつけ合う姿です。多種多様な価値観を持つ方々と出会うことで、考えの幅を広げることができました。

多くの価値観にふれた経験が、
リーダーとしても活きている。

海外事業部で多くの価値観にふれた経験は、その後、支社次長や支社長を務めるうえでの基盤にもなりました。たとえば、支社で新しい営業施策を実施する際には、初めは誰もが既存のやり方が良いと考えるもの。当然、一方的に考えを押しつけても部下は付いて来てはくれませんが、様々な考えがあることを理解し、一人ひとりに対して納得感のある説明をすることで、リーダーとして信頼してもらうことができました。自分の考え方が正しいという感覚が強すぎると、一方に偏ってしまい、全体のバランスを取り損ねてしまいます。責任のある立場になればなるほど、多様な意見があることを認識した上で、組織にとってベストな決断をすることが大切だと学びました。今後の目標は、海外関連会社の発展に寄与すること、また、海外という舞台で、新たなビジネスチャンスを掴み、当社収益増大に貢献していくことです。学生のみなさんも、今は先の見えない道を手探りで進んでいると思います。しかし、苦労を重ねた末にたどり着いた目標や思いは、その後の人生で必ず糧となって自分を奮い立たせてくれるはずです。今のうちにたくさん悩んで、自分なりの結論を導き出してほしいと思います。

子供達との時間を大切に!
1歳の息子と5歳の娘との時間を大切にしています。今年の夏は近所で水遊びをしたり、カブトムシやクワガタの採集をしたりして過ごしました。これからも様々な場所に連れて行ってあげたいですね。

One day schedule

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