お客様のため、会社のため、
アクチュアリーとしての
知識を深め、
業務の幅を広げていきたい。

Yuta Sugimura
商品部
主幹数理役
2019年入社
経済学部卒
杉村 悠太
※所属・役職は取材当時のものです

商品のプライシングから営業職員報酬の算出まで、
数字のスペシャリストとして役割を発揮。

太陽生命のアクチュアリーとして、現在は主に三つの業務に携わっています。一つ目は商品開発におけるプライシング業務です。新商品を開発する際、予定発生率(予定死亡率や予定入院率など)のデータを基に算出する必要があり、データがない場合には算定方式の検討から行います。その後、予想される保険金・給付金の支払金額などを基に、保険料の検討を進め、関連部署とも打ち合わせを重ね、最終的な保険料を決定します。また、新商品販売の認可取得に向けた金融庁との折衝や商品販売後のデータのモニタリングなども私たちの仕事です。二つ目は、発生率データ等の社内データの整備です。先ほど触れた予定発生率に関するデータもそうですが、生命保険会社には意思決定に必要な様々なデータが蓄積されており、それらのデータに不備がないかといったチェックも、数字のスペシャリストとして行っています。そして、三つ目が、営業職員や銀行の窓口販売などに対する報酬額や手数料の決定です。会社の収益を確保しながら、インセンティブとして機能する金額を算出し決定していきます。私が担当する業務は、いずれも経営に大きな影響を与えるものです。責任も大きいですが、その分やりがいと、会社の成長に貢献できているという実感がとても大きい仕事です。

商品開発の主担当として、
金融庁への説明業務なども経験。

入社3年目、初めて商品開発の主担当を務めました。商品開発自体には1年目から携わっていましたが、いざ主担当を務めるとなると、うれしさとともに不安もありました。保険料の算出の段階では、営業企画部門や営業部門との打ち合わせを重ね、様々な算定方式の検討を行いました。また、金融庁との折衝もとても苦労しました。予定発生率の算定方式などの妥当性を説明するために、様々な資料を用意するなどの工夫が必要となりました。とくに新商品の場合、この予定発生率の算定方式をどう考えるかといった点は、アクチュアリーの力量が試される部分であるため、常に考え続ける必要があります。大変さはありますが、この部分がアクチュアリーとしての仕事の醍醐味でもあり、金融庁の担当者の方から「なるほど」という回答を引き出せた時はうれしくなります。私たちがしっかり理論を構築することで、商品が初めて世の中に出ることができ、その結果、お客様のお役に立てると思うと、すべての業務にやりがいと達成感を感じます。

手厚い教育体制を活用し、
自身のさらなる成長に。

もともと数字や数学が好きで、大学では統計学を専攻していました。3年生のゼミでアクチュアリーという仕事の存在を知り、さらに生命保険会社であれば、長期にわたってお客様に寄り添う商品を提供できると思い、アクチュアリーの資格取得に向けて勉強をスタートしました。太陽生命を選んだ理由は、「一緒に働いてみたい」と思える社員にたくさん会うことができたから。少数精鋭で、若いうちから様々な業務を任せてもらえそうだと感じたことも、入社の決め手になりました。
今後の目標は、アクチュアリーとして今以上に会社成長に貢献することです。そして、そのために自分自身が成長し続けることです。太陽生命には手厚い教育体制が整っているため、税理士試験や、パイソン、Rといった統計ソフトのプログラミング、さらにはデータサイエンスの基礎知識なども磨きながら、アクチュアリーとしての幅を広げていきたいと考えています。

知り合いに誘われ、今年から料理教室のお菓子づくりのコースに通い始めました。自分で作ったケーキを1ホール丸々食べることもあります。とても楽しいリフレッシュの時間です。

One day schedule

他のインタビューを読む