保険商品を生み出すだけでなく、
既存の商品を守り続ける。
- Misato Tsugo
- 商品課
課長代理
2014年入社
理工学部卒 - 津郷 美里
私たちの業務がなければ、
保険商品は世に出せない。
保険商品を販売するためには、基礎書類(約款・事業方法書・算出方法書)の内容について金融庁から認可を得る必要があります。商品課では、保険商品の保障内容や仕組みの決定、金融庁に提出するための書類の作成・説明など、認可取得に関わる業務全般を任されています。保険料や保障内容などの保険契約の内容は基本的には基礎書類によって決定され、基礎書類が認可されなければ、商品を販売することもできません。そのため、保障内容や仕組みの決定の際には、営業部門や保険数理部門、コンプライアンス部門、外部の弁護士の方などとも相談を重ね、契約時や契約後に起こり得る様々なケースを考慮し、漏れなく基礎書類に記載します。記載する際にはあいまいな表記は避け、誰が読んでも一つの意味合いで受け取ることのできる書類の作成を心がけています。認可を得るために1年近く要する場合もあり、大変に思うときもありますが、私たちが認可を得た商品が掲載されているパンフレットを目にしたり、商品の契約件数などを見たりすると、無事お客様にご提供することができているのだとわかり、大きな喜びと使命感を感じます。
お客様を守る保険商品を、
守り続ける使命感。
保険商品は、金融庁という国の機関の認可を必要とするもの。法律の改正に従って基礎書類をすべて見直すという業務も発生します。たとえば、2020年4月に民法の改正が行われたのですが、この時の見直し業務はとても印象に残っています。お客様は自分が選んだ商品が法律とどのように関連しているかは一見わかりません。しかし、私たちが法改正に従って見直しを行わなければ、知らないうちに法律に違反した商品を利用していることになり、何かあったときに対応しきれないという事態を招きかねないのです。何十種類にもわたる保険商品を念入りに見直し、何十条もある約款を一字一句確認、すべての商品が無事に金融庁の認可を受けられたときは大きな達成感を得られました。会社の営業を裏で支えている部門として、太陽生命の商品とお客様を守る大切な役目を果たしているのだということにやりがいを感じています。
商品開発を、
アイデアで終わらせないために。
もちろん、商品課として新商品の開発にも取り組んでいます。たとえば、部内では定期的に新商品のアイデア出しの会議が開かれます。また、業界リサーチを行って社会の流れを把握することもありますし、支社や営業職員からの現場の声を拾い上げることもあります。こうした現場の声にもとづく商品開発を行う際は、入社後、約2年間所属していた越谷支社での経験も活きています。私たちに求められているのは、これらのアイデアが果たして金融庁の認可を受けられるのか、本当にお客様の求めている商品になり得るのかを判断することです。その判断力を身につけるためにも、日々の業務を自ら考えながら取り組んでいく必要があります。ちなみに、私は日頃から新商品につながりそうなアイデアを思い着いたら、書きためるようにしています。太陽生命は「業界初」の商品を生み出す社風があるため、いつでも積極的に手を挙げ、アイデアを形にするチャンスを掴みたいと考えているのです。そうして、一人でも多くのお客様の役に立てる商品を生み出すことができればと思います。
- 気分転換に休日はドライブへ
- 休日は友人や同僚とよくドライブへ出かけます。その土地の美味しいものや観光名所を見て回るのが楽しみです。冬はスノーボードに行くことが多いです。最初はうまく滑れませんでしたが、徐々に上達して行くのを実感しています。
One day schedule
- 開発・改定に携わった商品の新しいパンフレットをチェック。
- 金融庁への提出書類を作成します。時間もかかり集中力のいる作業。
- 昼食はコンビニが多いですが、日本橋のグルメを楽しむこともあります。
- 午前中の業務の続きを行う。
- 他社の保険商品のチェック。商品開発のアイデア収集。
- 商品課内で作成中の約款の内容について話し合い。
- 保険業界の新聞をチェック。損保や外国の企業の情報も確認。
- 残りの作業を片付けて退社。金融庁へ書類を提出する時期は、残業することも。