太陽の
元気プロジェクト

太陽生命では2016年6月より、「人生100歳時代」を見据え、「健康寿命の延伸」すなわち“元気に長生きする”という社会的課題に応えるために、「太陽の元気プロジェクト」を開始しました。「従業員」が元気になり、「お客様」に元気になっていただき、そして「社会」の元気に貢献するためのさまざまな施策を推進しています。

「太陽の元気」宣言

太陽生命は、「太陽の元気プロジェクト」により、従業員を元気にし、お客さまの元気をサポートし、そして社会の元気に貢献します。

従業員を「元気」に

従業員の健康増進を図り、
一人ひとりがいきいきと働くことができる元気な職場を作ります。

元気な職場で生まれる活発なコミュニケーションによって、
新商品や新サービス等の新たな価値を創造します。

取り組みの一例

働き方改革の推進
  • 有給休暇の取得促進を図り、年間平均取得日数は2022年度16.5日。管理職も含めて、取得しやすい環境です。
  • 総労働時間の縮減に努め、働きやすい環境を作り、成果を出すことを目指しています。2021年度の月間平均時間外労働は2.5時間。限られた時間の中で成果を出す、スマートワークを推進しています。
両立支援制度の充実
  • 育児休業は子供が3歳に達するまで取得可能。また、短時間勤務制度も子供が小学校を卒業するまで活用できるなど、法令基準を上回る期間を設定しています。
  • 男性従業員の育児と仕事のさらなる両立支援を図るために、男性育休1ヵ月取得を推進しています。
  • 介護休業も同様に法令を上回る最長3年間に拡大、さらに分割して取得することが可能です。
  • 子の看護の際に利用できる「子の看護休暇」や、がん治療や不妊治療の際に利用できる「通院休暇」など状況に応じて柔軟に働ける環境を整備しています。
  • 介護やガンの治療をしながら働き続けることのできる職場環境を構築するために「週3日、4日勤務制度」を導入。仕事と家庭・プライベートの両立を支援しています。
健康経営の推進
  • 生活習慣病に罹患するリスクの高い従業員や高ストレス者を対象に「クアオルト健康プログラム」を実施しています。また、2018年6月には、全社社員による社内完全禁煙を達成しました。
  • 全従業員を対象に、簡単な血液検査で軽度認知障害のリスクを判定するためのMCIスクリーニング検査を実施しています。(55歳以上受診者の検査費用は全額会社負担)
  • 全従業員を対象に、簡単な血液検査で「現在、がんである可能性」と「将来脳卒中、心筋梗塞、糖尿病になるリスク」を評価できる「アミノインデックス®リスクスクリーニング」を実施しています。(30、35、40、45、50、55 歳の受診者の検査費用は全額会社負担)
65歳定年制度の導入
  • 2017年4月、65歳定年制度および、最長70歳まで働くことのできる継続雇用制度を導入しました。また、役職定年を廃止し年齢に関わらず役職へ登用することで、若手からシニアまで同じ人事制度のもとで働くことが可能になりました。

「お客さま」を「元気」に

お客さまの健康寿命の延伸をサポートするサービスを提供します。

お客さまの元気をサポートするために、従業員のサービス力を高めます。

取り組みの一例

「リモート申込」の導入
  • 2021年1月より、これまで培ってきたデジタル技術を活用し、インターネット上で商品設計から申込手続きまでを完結できる「スマ保検」と営業職員によるコンサルティングや申込手続きのサポートを組み合わせた「リモート申込」を導入しました。
疾病予防サービスの提供
  • 2021年3月より味の素株式会社、H.U.フロンティア株式会社、株式会社セルメスタ(現H.U.ウエルネス株式会社)の3社と、重大な疾病の予防に関する業務提携を行い、約5mlの採血で、「現在、がんである可能性」と「将来、脳卒中、心筋梗塞、糖尿病になるリスク」を一度に評価できる「アミノインデックス®リスクスクリーニング」のご案内等を開始しています。
「太陽生命の健康増進アプリ」の提供
  • 2021年3月より、「アプリで楽しく健康づくり」をコンセプトに「認知症予防アプリ」をリニューアルした「太陽生命の健康増進アプリ」を提供しています。
  • このアプリは毎日の歩数や睡眠時間から予防できる可能性のある病気・病態や健康増進に向けたアドバイスをお知らせする機能があり、お客様はご自身の健康状態を確認することができます。

「社会」を「元気」に

当社が保有するデータの活用によって、医療の進歩に貢献します。

「元気・健康」に取り組んでいる企業・団体等を応援します。

取り組みの一例

株式会社太陽生命少子高齢社会研究所の設立
  • 2020年4月、「健康寿命の延伸」という社会的課題に応えるため、「疾病予防・早期発見・早期治療」の観点から、学術機関とビッグデータを活用し、共同研究した結果を社会貢献や保険商品・サービスの開発につなげる研究所を設立しました。
地域社会の健康づくりに貢献
  • 2016年10月、山形県上山市と「上山型温泉クアオルト(健康保養地)活用包括的連携に関する協定書」を締結しました。また、2021年1月に岐阜県関市とも「健康づくりに関する連携協定書」を締結するなど、地域社会の健康づくりに貢献しています。
認知症セミナーへの協賛

2016年度より、全国各地で開催されたテレビ局や新聞社が主催する認知症セミナーへ協賛。また、定期的に認知症サポーター養成講座を開催し、多くの参加者を認知症サポーターに認定しました。

INTERVIEW

太陽の元気プロジェクトはなぜ誕生したのか、これからどこに向かうのか。太陽生命を象徴する取り組みとも言えるこのプロジェクトについて、最前線に立つ一人として人事部長の陶山浩一朗に語ってもらいました。

日本一の規模を誇るより、
日本一の待遇を誇る会社でありたい。

—なぜ、「太陽の元気プロジェクト」をスタートすることになったのですか?

太陽生命には昔から少数精鋭、従業員一人ひとりを大切にする風土があります。さらに、人生100歳時代と言われるようになり、生命保険という生涯にわたる安心をお客様に提供している会社が、自分たちの会社の従業員に安心を与えなくてどうするという議論が起こるようになりました。誰もが「元気、長生き」できる世の中を実現するのであれば、まずは自分たちからそうした働き方、生き方を体現しようということになり、組織横断のプロジェクトが立ち上がったのです。だからこそ、「従業員」「お客さま」「社会」の3つの元気の順番も大切で、太陽生命では最初に「従業員」の元気を掲げています。従業員が元気に働いてこそ、お客様を元気にすることができ、社会を元気にできる。ここまで、「従業員が一番大切」と言い切っている会社は珍しいと思います。

—今後、このプロジェクトはどのように進行していくのですか?

太陽の元気プロジェクトは絶えず進化し続けることが大切なプロジェクトです。また、会社は従業員を元気にすることに本気で力を入れるべきだと考えています。たとえば、毎週開かれる経営会議でも、人事制度や福利厚生に関する新しい取り組みについて、「その制度は本当に従業員のためになるのか」「他社よりも充実しているのか」と経営陣から様々な報告を求められるのです。また、社長がよく口にするのが、「太陽生命は、日本一の規模を誇る会社ではなく、日本一の待遇を誇る会社を目指そう」という言葉。日本一働きやすく、働きがいのある職場にすることで、従業員一人ひとりの生産性をどこよりも高め、その目標を実現しようとしています。当然、簡単な道のりではありませんが、全員で力を合わせ、実現していきたいですね。

太陽の元気プロジェクトについて詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

人事部長 陶山 浩一朗