成長の機会は、人と人の関わりの中にこそあります。 太陽生命でのたくさんの出会いは、人の持つ無限の可能性を引き出してくれるはず。それは素晴らしい人生を送るための大きな財産となるでしょう。 上司と部下が“成長”をテーマに語り合いました。

自分のできることを精一杯やる

陶山
私が静岡支社の支社長だったときに、新入社員として配属されてきたのが磯谷さんだったね。
磯谷
はい、あの時は大変お世話になりました。社会人になってまだ3ヵ月、静岡という土地も初めてなら一人暮らしも初めてで、不安いっぱいでした。そんな私が赴任する前に届いたのが、陶山部長からの「一緒に頑張ろう」というメールでした。とても元気づけられたメールでした。
陶山
配属後の磯谷さんは、素晴らしかったよ。20代から70代までという幅広い年齢層の営業職員さんの中で、自分には何ができるかと考えながら、本当に一生懸命頑張ってくれたと思う。
磯谷
知識や経験では営業職員さんには絶対にかないませんから、自分なりにできることを精一杯やりたいと思ったんです。
陶山
私はその後、浜松支社に異動して磯谷さんとは離れてしまったけど、後任の静岡支社長からは、とても頑張っている様子をよく聞いていたよ。キャンペーンの時には、頑張っている営業職員さんをねぎらうために、一人ひとりにちょっとしたお菓子を配ったって話は印象的だったな。ただ配るまでは、誰でもできることだけど、すごいなと思ったのは、200人近い営業職員さん全員に同じお菓子がいくように、県下のコンビニを駆け回って集めて、そして徹夜で一人ひとりに手書きの応援メッセージを書いたって。それを見た営業職員さんは本当に感動したって。
磯谷
確かにそんなこともありました。当時は、自分にできることには限界があって、先輩の総合職のようにサポートすることもできなくて、くやしくて。でもそんな中、自分にできることで、営業職員さんが喜んでくれることは何だろうって考えた結果でした。今聞くと、ちょっと恥ずかしいです。
陶山
でも磯谷さんの一生懸命な姿は、間違いなく営業職員さんの心に伝わったんだよ。磯谷さんが静岡支社から転勤することになった時、営業職員さん全員が人垣のアーチを作ってくれて、泣きながら送別してくれたんだってね。静岡支社長が電話でわざわざ教えてくれたよ。「自分はそんな送別会してもらえる自信がない(笑)」と。
磯谷
私は人と関わることが好きで、常に目の前の人に何か尽くしたいと思っています。静岡支社でも営業職員さんが大好きで、精一杯のことをしたいと考えていました。そんな気持ちが伝わったとしたら、嬉しく思います。
陶山
もちろんしっかり伝わったんだよ。
磯谷
陶山部長から静岡支社時代に教えていただいた「もらおうと思ったらまず与えなさい」という言葉を今でも大切にしています。人に何かをしてもらいたいと思うなら、まず自分には何ができるかを考えることが必要だという意味でした。今もこの言葉を思い出しながら仕事をしています。

大切なのは感動を分かち合うこと

磯谷
陶山部長は新人の頃、どんな想いで仕事に取り組んでいたのですか。
陶山
一度きりの人生だから、感動を大切にしようと思っていたね。それも自分だけが感動を味わうのではなくて、周囲の人とその喜びを分かち合いたいと考えていたよ。
磯谷
感動がキーワードですか。
陶山
私たちの仕事はお客さまや営業職員さんなど、たくさんの人々に関わることで成立しているよね。私も今まで2,000人以上の営業職員さんと一緒に仕事をしてきました。そんな風に人と人が関わる仕事だから、心のあり方がとても大切になってくるんだよ。そして感動を分かち合えるようになると、次第に人に影響力を与えられるようになっていく。それはとても大きな成長につながるんじゃないかな。
磯谷
陶山部長は、そうしたことをどこで学んだのですか。
陶山
30歳の頃だね。当時、大規模支社のS.I.(セールス・インストラクター)をしていて、営業職員さんを指導してもなかなか効果が上がらずに、ずいぶん悩んだ時期があってね。そんな時、同期の仲間と一緒に、会社のあるプロジェクトに参画したんだけど、そこでの経験を通じてその仲間や上司から人との関わり方を学んだことが大きかったね。
磯谷
と、おっしゃいますと。
陶山
とにかく目の前の相手に共感することが大事なんだよ。例えば営業職員さんは一人ひとりの人生を背負っているわけで、それが何かを考えながら接するだけで、ずいぶんと心が通い合うようになった。その結果、私の言葉が相手に響くようになり、影響力を発揮できるようになったんだと思う。
磯谷
つまり、相手の立場を理解する、思いやるということでしょうか。
陶山
そういうことだね。静岡支社時代、磯谷さんはそれが自然にできる人だと感じていたよ。それはあなたの素晴らしい点だから、誇りにしていいんじゃないかな。

心のコップを上に向けよう

磯谷
陶山部長が企画部に異動されて、また一緒に働かせていただけるようになりました。私自身、今はまだ担当業務を一つひとつこなすのに精一杯なので、とにかく早く仕事を覚えて一人前になりたいと思っています。
陶山
たくさん経験を積んで、自信を身につけて欲しいね。
磯谷
はい、ありがとうございます。
陶山
磯谷さんは向上心にあふれているし、その姿勢のまま、これからはスキル、知識を身につけて、一日も早く人に影響力を与える立場を目指して欲しいと思うよ。まずはセールス・インストラクターとして活躍して欲しいし、将来はぜひ支社長になってもらいたいね。
磯谷
私もいつの日か、会社から支社経営を任される人材になりたいです。
陶山
当社では女性の支社長も活躍しているけれど、まだまだ多い人数とは言えない。後輩のためにもぜひ頑張って、道を拓いて欲しい。そのためにいろいろな人と出会って、どんどん成長していって欲しい。
磯谷
成長のための秘訣はありますか?
陶山
私は、誰もが成長する可能性を持っていると思う。成長できていない人、仕事が上手くいっていない人というのは、コップに例えると下を向いている状態なんだと思う。上司として心がけているのは、部下にそういう人がいたら、仕事を通じて一緒に成功体験を積ませること、感動させてあげること、自信を持たせて、“心のコップ”を徐々にでも上へ向けていくこと。磯谷さんのように“心のコップ”が上を向いている人は成長も早いよ。
磯谷
私にとって静岡支社時代の経験は宝物です。あの時、一緒に頑張った営業職員さんのことを思い出し、ぜひ自分も支社長という大きな夢に挑戦したいです。
陶山
応援するよ。
磯谷
陶山部長のこれからの夢は何ですか?
陶山
まずは太陽生命をもっともっといい会社にしたいということ。そのために大きな貢献をしていきたいね。そして定年後は校長先生になりたいというのが夢なんだ。
磯谷
学校の校長先生ですか!
陶山
そうなんだ。今の自分があるのは、これまで本当に多くの人のお陰だと思っている。その恩恵を社会に還元するような仕事として、ぜひ挑戦してみたいねえ。
磯谷
素晴らしいです。ぜひかなえてください。応援しています。