太陽生命では、海外事業部を中心に海外でのビジネス展開にも積極的に取り組んでいます。現在進めているのは、海外の生命保険会社への投資や、海外での保険事業立ち上げの準備など。 それらに携わっている社員が、海外事業にかける想いと夢を語りました。

スタートは2007年から

竹内
私は海外を舞台に新しいチャレンジをしたいと思って海外事業部への配属を希望しました。そもそも海外事業は、当社にとってどういう位置づけにありますか。
本田
基本的な考え方としては、海外での事業展開によって太陽生命、ひいてはT&D保険グループに収益面で貢献することが一番の狙いだね。
竹内
国内の保険市場がシュリンク(縮小)するということでしょうか。
本田
確かに若年層の人口が減少するなどのマイナス要因はあるけれど、当社としては、国内市場はまだまだポテンシャルが高く、成長していくことができると考えている。海外事業はあくまでそれを補完する位置づけだね。
竹内
これまで具体的にどのような取り組みをしてきたのでしょうか。
本田
海外事業への展開は、2007年に海外への投資を本格化したのが始まりだった。2011年に現在の海外事業部が発足。私が異動してきたのは2013年だった。竹内君の入社も確か同じ年だったよね。
竹内
ええ。私は大学院卒業後、海外のストリートチルドレンの支援を続けていました。その経験を通じて海外でゼロから新しいことを立ち上げる仕事に挑戦したいと思うようになり、タイミングよく当社の海外事業部で人材を求めているというお話をいただいたので、入社することにしたんです。
本田
私は保険会社の運用部門で長く仕事をしてきたけれど、竹内君は保険や金融に関する経験はほとんどなかったわけだね。
竹内
そうです。でも、その点についての不安はなかったですね。むしろまったく新しい分野にチャレンジできるというワクワクする思いでした。今もそれは変わりありません。

異文化の壁を乗り越える面白さと大変さ

本田
竹内君の仕事は、海外での新規投資先の発掘・調査、事業を展開するための進出候補先の調査・交渉などだね。
竹内
社外秘のことも多く、あまり詳しいことを学生の皆さんにお話しするわけにはいかないんですが、証券会社等を通じて入手した情報を精査・分析したり、実際に現地に行って情報収集したりといったことを行っています。
本田
そもそも保険というものになじみのない国で保険を普及させようというわけだから、なかなかすぐに結果の出る仕事ではないね。
竹内
そうなんです。将来的には現地に会社を設立することも視野に入れつつ、保険というものに対する啓蒙活動、関係者への研修なども行わなくてはなりません。
本田
やりがいのある仕事だね。
竹内
ええ、とてもとてもやりがいがあります。わからないこと、困ったことがあったら、本田課長に相談するようにしていますから、頼りにしています。
本田
私はそういった部内のいくつかのプロジェクトを統括する立場にいるから、どんなことでも相談に乗るよ。ほかにも、監督官庁への報告や他社動向の情報収集、弁護士事務所への対応、監査法人への対応などが私の仕事だ。
竹内
本田課長が後ろでしっかりと見守ってくれているという安心感は大きいですよ。
本田
みんなの仕事を陰で支えるのが私の役目だからね。
竹内
人材の育成も大切な仕事では。
本田
そうなんだよ。海外事業を推進するには、言葉はもちろんのこと、金融や法律にも精通した人材を育てなくてはならないから、そこはとても重要な仕事になるね。
竹内
海外事業部には外国人社員も大勢いますね。
本田
外国人社員は、日本人とは仕事や会社に対する価値観が違うから、そこのすりあわせはとても難しいね。日本に居ながらにして、異文化コミュニケーションの大変さを痛感することもあるよ。そうした壁を乗り越え、力を合わせて一つの成果を出すことができたときは、大きな喜びを感じるね。

その国のインフラ整備に貢献したい

竹内
保険普及率が低い国で保険業を普及させるということは、その国の人々の目を“未来”に向けることになると思うんです。仕事を通じてそうした貢献ができることは、とても価値あることだと感じています。
本田
確かにその通りだね。
竹内
貧しい国の人々は、とにかく今日一日を食べるのに必死で、明日のことなど考えられないわけです。その価値観を変えて、発展に寄与できたら嬉しいです。
本田
2014年に当社はミャンマーの保険公社に対して保険システムを寄贈したけれど、これも同国の保険事業の発展に技術面で貢献したいという考えからだ。既に日本の生命保険会社としては初めてヤンゴン市に駐在員事務所も開設しているし、とても大きな貢献ができていると思うよ。
竹内
保険の普及も、橋や道路の整備と同様、その国のインフラづくりですから、やりがいは大きいです。
本田
個人的には、今まで知らなかった国について詳しくなれるという知的な面白さもあるよね。
竹内
その通りです。
本田
歴史や文化など、特に発展途上国について知ることができて、世界にアンテナを張っているような感覚があるよ。
竹内
知らない国のことを調べるのは本当に面白いですよね。時間を忘れて夢中になります。
本田
竹内君はストリートチルドレンの支援をしていたということもあって、どんな国に行くことになっても物怖じしないよね。それは大きな強みだと思うよ。
竹内
ありがとうございます。
本田
竹内君のようなバイタリティがあって、好奇心旺盛な人にこそ、海外事業部で活躍して欲しいね。